配達員の安全意識を高めようと、業界大手のウーバーイーツが7日、名古屋では初めて交通安全の「実技講習」を開催しました。

 名古屋市の警察官の指導のもと、自転車を運転するのはウーバーイーツの配達員。

 これはウーバーイーツが名古屋市内の自動車教習所で開いた講習会で、配達員18人が参加し、教習所のコースを使い、愛知県警の警察官から道路上の危険なポイントなどについて説明を受けました。

 参加者は、車の運転手から死角になる位置を体感したり、一時停止の正しい停止位置を確認したりするなどしていました。

配達員の男性:
「(交通ルールを)無意識に破っているなというところがあったので、より注意深く後ろを振り返って見ることは大事だなと気づけました」

 ウーバーイーツの配達員を巡っては、交通違反や事故などが問題となっていて、ウーバーイーツは「今後も交通安全の啓発を強化していきたい」としています。