三菱自動車が愛知県蒲郡市に、新型コロナワクチン接種会場の非常用電源として、PHEV(プラグインハイブリッドカー)のアウトランダーを提供しました。

 愛知県蒲郡市に三菱自動車から「アウトランダーPHEV」1台が無償で提供されることになり、9日、西山能弘岡崎製作所長から鈴木寿明市長に車両が受け渡されました。

 アウトランダーは電力を最大で1500ワット出力でき、電化製品も使用できるため、冷蔵庫を搭載することで安定した温度でワクチンを運ぶことができます。

 また、接種会場が停電した際、ワクチンを保管する冷蔵庫へのバックアック電源としても活用します。

鈴木蒲郡市長:
「災害時に役に立つというのは、私どもは本当に心強く思っております。電源がこの車には備わっているので、色々な形で災害時に強いということを市民にアピールしていきたい」