アフリカに生息する「エランド」の赤ちゃんが、愛知県豊橋市の動物園で生まれました。

 部屋の中をぴょんぴょんとび跳ねるエランドの赤ちゃん。一見、シカのように見えますが、ウシの仲間です。豊橋市の「のんほいパーク」で5月30日、母・アクア、父・ガラムの間に生まれたメスの赤ちゃんです。

 エランドはアフリカのサバンナなどに生息し、まっすぐ伸びた長い角が特徴的。まだ体長80センチくらいで角も生えていませんが、2歳にもなれば、体長は2メートルから3メートルにもなり、立派な角が生えるということです。

 名前はまだ決まっておらず、園は5つの候補から、来場者の人気投票で名前を決めたいとしています。今後、足腰がしっかりして、お母さんに走ってついていけるような体力がついたら、一般公開されるということです。

 園の担当者は「公開までは1カ月くらいで、無邪気に飛び跳ねたり、子どもっぽい姿を見に会いに来てほしい」と話しています。

※画像と動画は豊橋総合動植物公園提供