
愛知県は17日、新たに99人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。検査数が多い木曜日の新規感染者が100人を下回ったのは3月25日以来です。
感染がわかったのは10歳未満から80代までの99人で、内訳は名古屋市44人、豊橋市8人、豊田市と一宮市が5人、安城市4人、瀬戸市、西尾市、豊川市が3人などとなっています。
検査数の多い木曜日で新規感染者が100人を下回ったのは、3月25日以来84日ぶりです。
豊橋市の70代女性はクラスターが発生した豊川市の集会所を訪れていたということで、このクラスターは24人になりました。
17日は入院していた北名古屋市の80代女性など、男女7人が亡くなったことも発表され、県内の死者数は累計で917人になりました。
大村知事は17日の記者会見で、緊急事態宣言から移行するまん延防止等重点措置について14市町を対象区域とすると発表しました。
14市町は、6月1日から16日で人口10万人当たりの新規感染者数が15人以上=国の指標のステージ3以上に相当するため、対象になったということです。
まん延防止等重点措置は6月21日から7月11日までで、対象区域の飲食店に対しては午後8時まで、それ以外は午後9時までそれぞれ営業時間の短縮を要請します。
現在提供の中止を求めている酒類の提供は、対象区域では国が示す感染予防対策をした上で午後7時まで、それ以外の地域でも午後9時に閉店できるよう余裕をもってストップするよう要請します。
カラオケ施設については引き続き利用の自粛を求めるとともに、東京五輪・パラリンピック関連の観戦イベントは自粛するよう要請するとしています。
【まん延防止等重点措置の対象市町】
名古屋市、春日井市、小牧市、犬山市、大口町、豊山町、大治町、清須市、津島市、刈谷市、高浜市、半田市、岡崎市、豊橋市