
6月10日の東海ラジオ『ドラゴンズステーション』で、プロ野球解説者の岩瀬仁紀さんが、満塁のピンチを迎えたときの投球について語った。
現役時代に満塁でフルカウントから、あえてボールを投げたことはないという岩瀬さん。ボールになった球をバッターが振ったことはあっても、ボールゾーンに投げようと思って投げたことはなかった。
満塁・フルカウントでは、ピッチャーが不利になり、プレッシャーがかかると考えている岩瀬さんは、「押し出しよりも球が甘くなって長打を打たれるのが怖かった」という。
このため満塁の場面では、「先に勝負に行って、打たれたらしょうがないと思って投げないと、カウントを悪くしてどんどん自分が不利になる。最初で勝負が決まる」と満塁時の投球への持論を披露した。
ちなみに岩瀬さんが現役時代に出した、押し出しフォアボールは、「2度」だそうだ。