愛知県の常滑商工会議所の嘱託職員が1500万円あまりを横領した問題で、商工会議所は調査特別委員会を立ち上げて経緯などを調べることになりました。

 愛知県の常滑商工会議所によりますと、当時経理担当をしていた50代の嘱託職員の女性は、2019年11月からおよそ1年半にわたり、155回あわせておよそ1500万円を横領していました。

 この問題を受け、常滑商工会議所は22日に会見を開き、横領のいきさつなどについて調べるため、弁護士らで構成する「調査特別委員会」を立ち上げたことを明らかにしました。

 女性は横領した金を借金返済や遊興費に充てていたとみられ、5月末で懲戒解雇処分となり全額返済するということで示談が成立しています。