愛知県碧南市では、トウモロコシを真夜中に収穫しています。

 23日未明、真っ暗闇に浮かぶ光…。午前3時半で辺りは真っ暗ですが、畑の中で作業をしている人の姿が見えます。

 頭にライトをつけて、真夜中にトウモロコシを収穫していました。

 そのトウモロコシは「味来」という品種。碧南市で栽培が盛んで、生でも食べられるほど柔らかくて甘いのが特徴です。

 ちょうど今が収穫のピーク。午前3時ごろから作業を始めています。

トウモロコシ農家:
「朝の方が甘い。夜のうちに実の方へ糖分を送るみたいで、みんな朝早くやっていますね。(早い時間で)正直きついです」

 甘さを逃さないよう日が昇る前に収穫を終えると、すぐに出荷準備。午前8時には産直市にズラリと並べられます。

あおいパーク産直市の店長:
「いろいろ食べ比べて、『やっぱり味来』という声をいただきます。午前中で売り切れてしまいます」

 23日朝も、開店と同時にトウモロコシ売り場は大盛況。飛ぶように売れていきます。

 産直市の店長おすすめの食べ方があるそうです。

あおいパーク産直市の店長:
「レンジで加熱して食べていただくのが簡単な方法」

 皮を1、2枚残し、600Wで5分。それだけで、ほどよく蒸され、さらに甘みが増すと言います。

 トウモロコシ「味来」は、碧南市内の産直市やJAあいち中央のオンラインショップでも買うことができます。