妊娠中に結婚式を開く「マタニティ婚」の割合がいま、増えているといわれています。6月下旬、名古屋でマタニティドレスの試着イベントが開かれました。

 純白に輝くウェディングドレス。妊娠中に結婚式を迎える「マタニティ花嫁」専用です。

 東京を中心にマタニティドレスを販売する会社が名古屋で開いた試着イベント。

高橋さん:
「5か月を過ぎたぐらいからおなかが出始めてきて、重たくなってきたなっていうのと、動いてるなっていうのはすごく感じるようになりましたね」

 岐阜県瑞穂市に住む高橋夏子さん(31)。現在、妊娠6か月で、7月21日に結婚式を控えています。

高橋さん:
「去年の8月に入籍しました。(式を)いつにしようかって話をしているなか、先に妊娠が分かって」

 イベントを主催する会社によると、少なくとも新婦の4人に1人がマタニティ婚で、いまその割合が増えているといいます。

ジェイディの代表:
「コロナの感染症がだいぶ拡大しまして、多くの方が結婚式を中止されたり、延期されたりしています。赤ちゃんを授かる期間というのは女性にとって比較的限られていますので、結婚式と赤ちゃんの準備を同時にという方が増えているような気がします」

 マタニティドレスは、お腹が目立たない立体感のあるデザインや、赤ちゃんをアピールするためにお腹を出したマーメイドスタイルなどバリエーションも豊富。

 高橋さんもお気に入りの1着に出会うことができました。

高橋さん:
「着る前はどんな感じかなって不安だったんですけど、着ていくうちに結構おなか周りも楽な感じで、ずっと着ててもしんどくなさそうだなという感覚はすごくあります。楽しい式になればなと思っています」