名古屋競馬場の跡地で、中部電力などのグループが大学やマンションなどを整備します。

 愛知県と名古屋市は24日、2026年のアジア競技大会で選手村となる名古屋市港区の名古屋競馬場の土地について、大会後、整備する事業者に中部電力、同朋大学、大和ハウス工業などで作るグループを選定したと発表しました。

 中部電力などは「ウェルネス・アソシエーション」をコンセプトに、大学や留学生の寮、高齢者施設などが共存し多様な人々が集まる街づくり構想を提案し、評価されました。

中部電力の野田執行役員:
「共に幸せを育み、次世代型の街づくりを目指してまいりたい」

 まずは選手村として利用されるマンションや高齢者施設などの建物を整備。大会後に複合商業施設や大学などの建設に着手する予定で、街開きは2028年ごろの見通しです。

※画像は中部電力提供