三重県は8日、新型コロナの影響で経営が厳しい飲食店を支援しようと、GoToイートキャンペーンの食事券の販売を再開しました。

 ジューシーな「とり天」が人気の三重県津市大門にある飲食店。

飯処しるべの店主:
「GoToイートの利用は本当にありがたいなと」

 三重県は新型コロナで窮地に立たされている飲食店を支援するため、8日からGoToイートキャンペーンの食事券の販売を再開しました。

 県内に住む人限定のクーポン券で、特設のホームぺージや往復ハガキで申し込むことができ、1万2000円分の食事券が1万円で購入できて、県内3300以上の加盟店で使用できます。

 去年9月に第1期の販売が始まり当初、第2期の販売は今年5月からを予定していましたが、感染拡大に伴いこれまで販売を見合わせていました。

 感染予防対策に取り組む飲食店の支援を目的としていて、冒頭の飲食店でも時短営業や二酸化炭素濃度を測定する機器を導入するなど感染対策に努めてきました。

男性客:
「こういう感染対策がしっかりしているお店だったらいいなと思うんですけど、そういうことであれば利用してみたいと思います」

 さらに、こんなクーポンの使い方にも期待していると言います。

店主:
「テイクアウトにも券が使える、非常に飲食店の応援としては助かっています。特にお盆の時期は期待しております」

 県によりますと、飲食店が行うテイクアウトやデリバリーでも、GoToイートの食事券は使用できます。ただしデリバリー専門店などでは使えないということです。