
地域での犯罪を減らそうと、どの角度からでも睨まれる警察署長の目元をデザインした防犯プレートが、名古屋市中区のコメ兵に取り付けられました。
名古屋市中区大須の「コメ兵」では8日、入口付近の柱に愛知県警中署の署長の目元が描かれた防犯プレートが取り付けられました。
このプレートは、どの角度から見ても目が合う仕組みになっていて、常に見られているように感じさせることで、犯罪を減らす狙いです。
中区では2021年上半期に侵入盗の件数が去年の同じ時期と比べ40件減ったものの、被害金額は1億6000万円増加しています。
プレートは中区の店舗や一般家庭の玄関などに合わせて500枚取り付けられる予定で、中署は「これからも地域全体で安全を守る活動を進めていきたい」としています。