名古屋駅西口の「名鉄ニューグランドホテル」が新型コロナの感染拡大による経営悪化などのため、来年2月末で営業を終了することが分かりました。

 JR名古屋駅の太閤通口にある「名鉄ニューグランドホテル」は、新型コロナの影響を受ける前までは客室稼働率が8割程度の水準でしたが、感染拡大以降は3割程度に落ち込んでいました。

 こうした厳しい経営状況を受け、来年2月末で営業を終了すると発表しました。

 ホテル側は、「コロナの影響が甚大で先行きの見通しが立たない中、周辺に新たなホテルも次々に誕生していて今後も競争することは厳しいと判断した」とコメントしています。

 名鉄ニューグランドホテルは1985年にオープンし、出張のビジネス客などを中心に利用されてきました。