
三重県特産の「くき漬け」作りでは、地元の人たちが漬け込み作業に追われています。
くき漬けは、サトイモの一種「ヤツガシラ」の茎を赤シソと塩で漬けこんだもので、シャキシャキとした食感が特徴的な夏の郷土食です。
1メートルほどに成長したヤツガシラの茎を塩もみして1日漬け込んだあと、さらに3日ほど赤シソと塩を混ぜながら樽に漬け込みできあがります。
今年は適度な日照時間と天候に恵まれ、やや小さめですが良いヤツガシラが育ち、美味しい「くき漬け」が出来そうだということです。
作業は8月末まで行われ、およそ1500キロが地元のスーパーなどに出荷されます。