三重県では26日、新たに16人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日あたりの感染者数は、7日続けて10人を上回っています。

 感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む20代から80代の16人です。

 四日市市の医療機関に勤務する30代の女性看護師は、7月24日に同居する家族の感染がわかったため、同じ日に検査を受けて陽性が判明しました。

 女性看護師は22日までは職場へ出勤していたため、市は医療機関の患者や職員など34人の検査を進めています。

 鳥羽市に住む30代男性は、県内の製造業の会社に勤務していて、22日に発熱の症状が出て、24日に検査を受けて陽性になりました。男性は症状が出る21日まで出勤していたことから、県は職場の同僚13人などの検査をしています。

 26日は入院していた70代男性が亡くなったことが発表され、県内の死者は114人になりました。死者が発表されたのは8日以来、18日ぶりになります。

 三重県の26日時点の病床使用率は24.8%で、累計の感染者は5572人です。