名古屋市では11日、新たに188人の新型コロナウイルスへの感染がわかりました。高齢者2人の死亡も発表されています。

 新たに感染が分かったのは、10歳未満から90代までの188人です。このうち20代が63人とおよそ3分の1を占めていて、30代が37人、40代が34人と、20代から40代の感染が目立っています。

 感染経路がわかっているのは半数の94人で、その内訳は家庭が40人、職場が27人、知人が19人、施設が8人です。

 東京都に住む20代から40代までの男性3人はいずれも名古屋に帰省していて、滞在中に症状が出て感染が分かったということです。

 1日当たりの感染者数を同じ水曜日で比較すると1週間前の8月4日は171人とほぼ横ばいで、市は改めて帰省や会食などを控え人の移動を減らすよう呼びかけています。

 また11日は入院していた高齢者2人の死亡も発表され、名古屋市の死者数は421人となりました。

 名古屋市の8月10日時点の病床使用率は47.3%となっています。