愛知県では16日、新たに571人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは、10歳未満から90代までの571人で、月曜日の感染者数としては初めて500人を上回り、過去最多です。

 内訳は名古屋市が261人、豊田市が過去最多となる44人、岡崎市が26人、一宮市が22人、春日井市が17人、半田市が14人、清須市が12人、瀬戸市と小牧市がそれぞれ11人などとなっています。

 長久手市の20代の男性は、クラスターとなっている小牧市の職場の従業員で、このクラスターは14人となりました。この男性は再感染だということです。

 大村知事は16日の会見で、検査数が比較的少ない月曜日に新規感染者が500人を超えたことについて「衝撃的な数値」と述べ、8月31日までの「まん延防止等重点措置」の対象区域を、名古屋市など12市町村から拡大していく方針を示しました。

 アストラゼネカ製のワクチン接種を8月末から開始することも発表されました。名古屋医療センターと藤田医科大学岡崎医療センターで、それぞれ1日20人ほどの接種を予定しています。

 対象は原則40歳以上ですが、アレルギーの関係でファイザーやモデルナのワクチンを接種できない18歳以上の人なども接種できるということで、予約の受付は8月20日から県のホームページで始まります。