新型コロナウイルスの感染拡大が歯止めがかからない愛知県では、自宅療養者も急増しています。

 自宅療養者は、8月1日時点では904人でしたが、22日時点では過去最多の8347人と、3週間あまりで9倍以上に急増しています。

 直近1週間の推移を見ても、感染者数が1000人を超え始めた18日以降は、連日1000人規模で増加しています。

 こうした事態を受け、愛知県は往診が可能な医療機関や自宅への訪問ができる訪問看護ステーションに対し交付金を支給し、自宅療養者への医療体制の整備を進めています。

 岡崎市では、自宅療養中に保健所からの連絡に応答がなかった持病のない40代の男性が死亡していたことが、7日に公表されました。

 症状が急変するリスクと隣り合わせの中、県や各自治体は難しい対応を迫られる状況が続きそうです。