桃山時代以降に茶器として使われた焼き物や器などの展示会が4日から名古屋の美術館で開かれています。

 赤みを帯びた色に、まだら模様が特徴的な「茶入」。信楽焼の自然な発色や独特の模様が印象的です。

 今年は、例年より20点ほど多い53点が展示されていて、織部焼で焼かれた器は当時の遊び心から生まれたゆがんだ形や鮮やかな緑色のデザインが特徴的です。

「所蔵茶道具展・茶事へのいざない」は名古屋市昭和区の桑山美術館で12月5日まで開かれています。