保育園などでも新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、5日名古屋では園児の保護者などを対象にした職域接種が行われました。

 名古屋民間保育園連盟は保育園の保護者らを対象にしたワクチンの職域接種を中区役所ホールで開き、事前に予約したおよそ400人が接種しました。

 連盟によりますと9月1日時点で名古屋市内の47の保育園が休園となっていて親から園児への感染も増えているということです。

保育園児の保護者:
「今、登園自粛してて、子供が毎日家にいるので少し安心かな」

名古屋民間保育園連盟 藤岡省吾会長:
「急激にお子さんの感染による休園が増えた。幅広い方に接種をお願いすることで(園児への)感染リスクが減るんじゃないかと」

 この職域接種には、保育園連盟のほかにも、およそ20の業界団体が参加していて、1日で12歳以上のおよそ1000人がワクチンを接種したということです。