調教師らによる馬券の不正購入問題が発覚した岐阜県の笠松競馬で8日、8カ月ぶりにレースが再開されました。

 レース再開を前に行われたセレモニーでは、管理者の河合孝憲副知事が出席し、「このような不祥事を深く反省し、二度と起こさないよう信頼回復に一丸となって取り組んでいく」と挨拶しました。

 再開後、初めてのレースは午前11時半に始まり、12レースが行われましたが、新型コロナ感染拡大防止のため無観客となっています。

 笠松競馬では、一部の騎手や調教師が競馬法で禁じられた馬券を購入していたことが発覚し、組合は今年4月、調教師や騎手ら30人を処分していました。