10日が最後の登庁となった三重県の鈴木英敬知事は、県庁で開かれた退任セレモニーで、職員に感謝の思いを語りました。

 この秋行われる衆院選に挑戦するため、9月12日付で辞任する鈴木知事は、10日が最後の登庁です。

 退任セレモニーで鈴木知事は、集まった職員に就任から10年間の感謝の思いを語りました。

鈴木三重県知事:
「私はこの10年間、三重県を発展させたいという夢と目標を持って取り組んできました。10年間の感謝を述べたいと思います。本当にありがとうございました」

 鈴木知事は、今後も立場を変えて三重県の発展のために貢献したいとの意欲を示しています。

 鈴木知事が自民党の候補者として出馬を予定する三重4区には、立憲民主党の新人で元三重テレビアナウンサーの坊農秀治さん(49)と、共産党の元津市議の中川民英さん(53)も立候補を表明しています。