愛知県では15日、新たに679人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染が判明したのは10歳未満から90代までの679人で、内訳は名古屋市が251人、安城市が49人、刈谷市が43人、一宮市が34人、豊田市が33人、豊橋市が25人、春日井市が22人、知立市が19人などとなっています。

 豊田市の病院では、入院していた80代と90代の女性に新たに感染が判明しました。これで職員と患者あわせて10人に感染が確認されたため、市はクラスターと認定しました。

 また、15日は入院していた岡崎市の90代男性や小牧市の60代男性など、高齢者5人が亡くなったことも発表され、県内の死者は累計で1087人となりました。

 大村知事は会見で、緊急事態宣言下の規制とワクチン接種が進んでいることなどによって、新規感染者数が減少に転じているとの見方を示しました。その上で、「新規感染者数を落とし切って入院状況を改善し、緊急事態宣言は9月30日で予定通り解除したい」と述べました。