愛知県の大村知事は27日午後、「緊急事態宣言」が解除された場合、県内の飲食店で酒の提供を認め、さらに感染対策を講じていると県が認証した店では、時短要請を一部緩和する方針を示しました。

 大村知事は27日午後の会見で、宣言が9月30日の期限で解除された場合、県内すべての飲食店に対し、酒類の提供を認める方針を明らかにしました。

 午後8時までの時短要請は継続し、酒の提供は午後7時半までとしますが、県が感染対策を講じていると認証した店では、営業時間は午後9時まで、酒の提供は午後8時まで認めるということです。

 また、大型商業施設については午後8時までとしていた時短要請を解除し、午後9時までの時短営業の協力を求めるということで、協力金は支払われない見通しです。