SNSで話題となった名古屋の『青柳総本家』の「ケロトッツォ」は、期間限定で発売されていましたが、連日完売する人気ぶりでレギュラー商品となり、10月1日から新しい味も登場しました。

 10月1日、名古屋の『青柳総本家』守山直営店には多くの行列が…。皆さんのお目当ては、「かえるまんじゅう」を洋菓子のマリトッツォに見立てた「ケロトッツォ」です。

 元々30日までの期間限定販売だったのですが…。

青柳総本家の担当者:
「販売開始から1カ月で約1万個以上販売しています。コロナ禍で買いに行きたくても、なかなか県をまたいで移動できないという声があったので、販売を延長しました」

 SNSでもその可愛さが話題となり、連日完売に。青柳総本家は要望に応えるため、スタッフの確保など生産体制を整えレギュラー化することに。

 これに伴い、新たな味の開発にも乗り出しました。

 新たにかえるまんじゅうに挟まれたのは、ラムレーズンとくるみのクリーム。あんことの甘みのバランスが絶妙だそうで「大人贅沢な味でお酒にも合う」とのこと。販売初日の10月1日は、わずか1時間半で完売しました。

 レギュラー化し、新たな味も登場したケロトッツォ。目指すのは流行りのお菓子のアレンジではなく、「ケロトッツォ」としての確かな地位の確立です。

青柳総本家の担当者:
「マリトッツォ風からの脱却が必要だったので、もう1種類定番を作ることによって、青柳が新商品の『ケロトッツォ』というお菓子として売っていくという覚悟の現れでもあります」