名古屋市の中心部で5日午前、信号機の表示が消え、およそ3時間にわたって警察官が手信号で対応しました。

 5日午前11時半ごろ、名古屋市中村区名駅五丁目の「泥江町(ひじえちょう)」の交差点で、信号機が表示されなくなり、警察官が約3時間にわたって手信号で対応しました。

 当時、交差点の近くでは、名古屋市上下水道局から工事を請け負った業者が道路の舗装を切断していて、この作業中に地面に埋められていた信号機の電線を誤って切断したことが原因だということです。

 市の上下水道局によりますと、舗装の切断は下水道管の位置を確認するための作業で、通常は事前に埋設物がないか資料で確認するということです。

 上下水道局は、今回業者が事前に確認をしていたかなど、原因を調べています。