今年のノーベル物理学賞が発表され、アメリカ・プリンストン大学の真鍋淑郎(まなべ・しゅくろう)さんらの受賞が決まりました。真鍋さんは7年前まで名古屋大学で特別招聘教授を務めていました。

 愛媛県出身で気象学が専門の真鍋さんは、大気中の二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に与える影響を世界に先駆けて明らかにしました。

 真鍋さんは、名古屋大学で7年前まで特別招聘教授を務めていました。学会などを通じて親交があった須藤健悟教授は…。

名古屋大学環境学研究科の須藤教授:
「研究はするんじゃなくて研究はエンジョイだと。人生を大いに楽しんでおられる」

 真鍋さんは1975年にアメリカ国籍を取得しています。日本のノーベル賞受賞者は通算28人目です。