岐阜県高山市で6日、林業の作業中に事故が起きた想定で救助訓練が行われました。

 倒れた木を持ちあげ、救出作業にあたる男性たち。岐阜県などが開いた訓練には、林業に携わる飛騨地方の森林組合や土木会社などが参加し、消防隊員の指導を受けながら、チェーンソーなどを使って木に挟まれた人を救出する手順を確認しました。

 また、携帯電話の電波が繋がらない山林でも使える衛星電話での通報の手順などを教わっていました。

 厚生労働省の調査によりますと、林業はすべての産業の中で労働災害が最も起きやすい業種で、県は今後も定期的に訓練を行いたいとしています。