三重県では7日、新たに15人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む10歳未満から90代までの男女15人です。

 愛知県名古屋市の販売店でアルバイトをする四日市市の20代女性は、10月3日に37度の発熱があり、翌日には38度を超えたため5日に検査を受け陽性が判明しました。

 女性は、3日まで出勤していましたが、職場ではマスクを着用しアクリル板越しに対話するなどの感染防止対策を徹底していたため、職場での接触者はいなかったとみられています。女性の感染経路はわかっていないということです。

 これまでに15人の感染者が見つかり、6日にクラスターと認定された県内の通所型老人福祉施設では、新たに利用者6人に陽性がわかりました。

 菰野町に住む80代の女性利用者は今年5月下旬にも陽性が確認されていてその後、症状は回復していましたが、今回の検査で2度目の陽性が判明しました。この施設のクラスターは21人なりました。

 7日時点の病床使用率は11.3%で、自宅療養を含む入院調整中の患者は、前日から3人減って75人になっています。