11日のプロ野球「ドラフト会議」で、ドラゴンズは上武大のブライト健太選手の単独1位指名に成功しました。

 ドラゴンズは現在5位と低迷。中でも、チーム打率・得点、ホームラン数は「リーグ最下位」と、深刻な得点力不足に悩まされています。

 強竜打線復活へ、最優先されるのは即戦力野手の獲得です。

「大学生野手BIG3」の1人、ガーナ人の父親と日本人の母親を持つ、上武大学のブライト健太選手(22)。

ブライト選手:
「慣れないですね。(Q.開始まで長いですね)ヤバいです」

 多くの報道陣を前に少し緊張しているようにも見えますが、笑顔でその時を待ちます。

 大学ナンバーワン投手、西日本工業大学の隅田知一郎投手が最多4球団、市立和歌山高校の小園健太投手が2球団の競合に。そして…。

<アナウンス>
「中日、アドゥブライト健太。外野手、上武大学」

 ドラゴンズはブライト健太選手を1位指名。これが単独指名となり、交渉権を獲得しました。

 ブライト選手は、高い身体能力と爆発的な長打力が魅力の外野手。今年6月の全日本選手権では、4試合で打率6割1分5厘、ホームラン2本を放つなど大活躍。得点力不足が課題のドラゴンズの救世主になれるのか注目です。

ブライト選手:
「まさか自分が1位指名されるとは思っていなかったので、すごく嬉しく思いました。チームの中心としてタイトルを狙えるような選手になりたいです」