名古屋国際ホテルなどが入居していた名古屋市中区の広小路通沿いの「栄町ビル」が、9月末に閉館していたことが分かりました。

 名古屋市中区にある栄町ビルは1964年に開業し、名古屋国際ホテルや飲食店などが入居していましたが、全てのテナントが撤退し9月末に閉館しました。

 ビルを所有する「興和」によりますと、ビルは耐震性に問題があり、もともと取り壊す予定だったということです。解体の時期は決まっていません。

 栄町ビルは、2018年に閉店した百貨店「丸栄」の跡地の向かいに立地していて、興和は丸栄の跡地を含めて一体での再開発を計画しています。