犯人特定にもつながる「似顔絵」を用いた捜査、若手警察官が描く技術を身につける講習会が開かれました。

 愛知県警本部で開かれた講習会には若手警察官11人が参加し、似顔絵制作のベテランである鑑識課の警察官から、犯人が身に着けることの多いマスクや帽子を似顔絵に書き足すコツなどを教わりました。

 その後、若手警察官らは目撃者役から犯人の髪型や顔の特徴など実際に聞き取りながら、似顔絵を描いていきました。

参加した警察官:
「特に今コロナ禍なので、マスクの描き方はとても勉強になりました。犯人検挙に繋がるような絵を描けたらいいなと思います」

 似顔絵を用いた捜査では、去年4月に弥富市で発生した連続放火事件で犯人の特定に繋がったということで、警察は「似顔絵を描ける警察官を1人でも多く育てていきたい」と話しています。