人工知能=AIや、ロボットなど、最先端の技術が名古屋に集結しました。

 試験管から試験管に液体を移し替えているのは、AIを搭載したアーム型のロボット。液体の重さや対象物までの距離をロボットが判断し、正確に移し替えることができ、毒性のある危険な薬品を扱う実験などでの活用が期待されます。

 名古屋市港区で20日から始まった、国内最大級のロボットや工作機械の展示会。新型コロナ対策で通路の幅を確保するため、例年よりも参加企業を1割ほど減らしたものの、426の企業や団体が出展しました。

 重い荷物の持ち運びや、介護の現場などでの活用を目的に作られた作業支援ロボット。背中の部分に空気圧で駆動する人工筋肉が内蔵されていて、重いものを持ち上げる際に掛かる腰への負担を軽減してくれます。

 この展示会は10月23日まで、ポートメッセなごやで開かれています。