三重県では20日、新たに4人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、四日市市や伊賀市などに住む10代から80代までの4人の男性です。

 四日市市の中学校に通う男子生徒は、10月17日に鼻水の症状が出始め、症状が悪化した18日に検査を受けて陽性が判明しました。

 男子生徒は18日に登校後、体のだるさを感じたため早退していて、市は同じクラスの生徒などおよそ30人の検査をしましたが、全員陰性だったということです。

 鈴鹿市の20代の男子大学生は、15日に熱などの症状が出て、検査を受けて陽性が判明しました。男子大学生は症状が出る前日の14日まで県内の大学へ通っていましたが、県は「マスクや手の消毒などの感染対策をしていたため、大学内で検査が必要な接触者はいない」としています。

 20日時点の病床使用率は4.1%で、自宅療養を含む入院調整中の患者は前日から8人減り、16人になりました。