“太陽光発電”の家庭の蓄電池を遠隔操作…電気の安定供給目指す実証実験 名古屋市と中部電力ミライズが協定
再生可能エネルギーを活用し、脱炭素社会を目指す『ゼロ・エミッション』を達成するため、名古屋市と中部電力ミライズは21日、連携して太陽光発電の実証実験をする協定を結びました。
この協定は、太陽光発電による電気の安定供給を目指し、名古屋市内の家庭で実証実験をするもので、太陽光発電の設備を持つ家庭の蓄電池を中部電力が遠隔操作するなどして、電気の需要と供給のバランスを検証します。
実験の対象は、名古屋市が太陽光パネルや蓄電池を購入する家庭に交付している補助金を3年以内に受け取った家庭で、22日から11月7日にかけモニターを募集します。
太陽光発電は発電できる時間に制約があり、天候にも左右されるため、中部電力ミライズなどは「実証実験で発電コストの削減や太陽光発電の利用拡大につなげたい」としています。