三重県桑名市の「なばなの里」で22日、日本最大級のイルミネーションの点灯式が開かれました。

 冬のなばなの里の代名詞、200mの長さを誇る『光の回廊』を抜けると、見えてくるのがメインのイルミネーション。今年のテーマは「雲海」です。

 雲海は9つのシーンで出来ていて、8000平方メートルの広大な会場にそびえる光の山、幻想的な風景に身を置いて、明るい気持ちになってほしいとの思いが込められています。

 高さ30メートル、幅155メートルの光の山。最大の特徴は「雲海」の通り、雲に見立てた霧を出してイルミネーションを包み込んだことです。

 3分に1度表情が変わり、満開の花が咲き誇る緑の山並みを平和の象徴・鳩が飛び交う「花山」。また、満天の夜空に無数の彗星が流れる「風山」など、9つのシーンを見ることができます。

 なばなの里の冬の風物詩・イルミネーションは23日から始まります。