三重県伊賀市で27日午前、車の助手席に置いてあったスマートフォンのモバイルバッテリーから火が出て、軽乗用車1台が全焼しました。運転手の男性は左手に軽い火傷です。

 27日午前11時半ごろ、伊賀市下阿波の国道で「車が燃えている」と、軽乗用車を運転していた滋賀県の男性(47)から警察などに通報がありました。

 火は30分ほどで消し止められましたが、軽乗用車1台が全焼したほか、運転手の男性が車から降りて逃げる際に左手に軽い火傷をしました。

 警察によりますと、男性が釣りからの帰宅途中に助手席に置いていたモバイルバッテリーでスマホを充電していたところ、突然火が出て車に燃え広がったということです。

 発火したモバイルバッテリーは2年ほど前に購入したということですが、製造元などは確認できておらず、警察が詳しい出火原因を調べています。