五輪銀で注目度上昇…女子バスケ・馬瓜エブリン「“Wリーグ見てみようかな”と気持ちになってもらえたら」

　東京オリンピックでも活躍した女子バスケットボールの馬瓜エブリン選手が、トヨタ自動車アンテロープスのメンバーとして国内のWリーグに出場します。「しっかり勝ち切る」と決意を語りました。

馬瓜エブリン選手：
「オリンピック前と比べてかなり注目度も上がったと思うので、しっかりと目の前の試合を勝ち切るということを意識してプレーしたいなと思っています」

　東京オリンピックで、日本初の銀メダルを獲得した女子バスケットボール。そのチームでひと際存在感をみせたのが馬瓜エブリン選手です。

　エブリン選手の所属するチームを訪れると、リーグ戦に向けて練習するエブリン選手の姿がありました。

　昨シーズン、チームは初のリーグ制覇を果たして連覇の期待もかかりますが…。

馬瓜エブリン選手：
「周りからは連覇という言葉が聞こえてくるんですけど、今シーズンは今シーズンで目の前のことをしっかりと1個1個作り上げてやっていくことにフォーカスして、それを積み重ねた上で優勝を狙っていきたいなと思っています」

　そして、エブリン選手と言えばそのパフォーマンス。リーグ戦ではどんなところに注目してほしいか聞いてみると…。

馬瓜エブリン選手：
「自分を通して『こんな選手がいるんだ、Wリーグもうちょっと見てみようかな』という気持ちになっていただけたら嬉しいなと思っています。女子のバスケットはシュートの確率もえげつないくらい入りますし、スピードの展開もすごく速いですし。最後の最後まで粘り強いプレーだったりとか、見ていてすごく楽しいと思うので、現場で見る臨場感をぜひ味わっていただきたい」

　チームには東京オリンピックで活躍した三好南穂選手や長岡萌映子選手ら、多くの注目選手が所属しています。アンテロープスの初戦は、10月30日土曜日です。