東海地方随一の紅葉の名所、愛知県豊田市足助町の「香嵐渓」でまもなく一番の見ごろを迎えます。

 香嵐渓には約4000本のカエデ類が植えられていて、既に部分的に色づいている場所があり、水彩画のような柔らかなグラデーションが楽しめます。

 観光協会によりますと「まだ冷えが足りない」ということで、11月中旬に一番の見頃を迎えるということです。

 去年は新型コロナの影響で「香嵐渓もみじまつり」は中止されました。今年は2年ぶりの開催で、祝日の11月3日は、各地から多くの観光客が訪れています。

 秋の彩りになりつつある絶景。この時を待っていた多くの人たちが、朝から紅葉狩りを楽しんでいました。

 長年この場所で営業する飲食店も、2年ぶりとなる「もみじまつり」に期待を寄せていました。

フランクフルトの店:
「コロナで2年大変でしたけど無事に迎えることができたので、皆さんの喜んで食べていただける姿が励みになります。コロナの感染者もだいぶ減ってきて、11月の最初のお休みということでたくさんの人に来ていただけているので、喜んで帰っていただきたいと思っております」

 木々が真っ赤に染まるのは11月中旬頃になるということですが、それでも3日は6000人ほどの人が訪れました。