岐阜県高山市では本格的な冬の訪れを前に、雪の重みから松の木の枝が折れるのを防ぐ「雪吊り」作業が始まりました。

 高山市の中心部を流れる宮川にかかる中橋の周辺では、19日朝から造園業者が松の木に登り、10メートルほどの高さから縄を投げおろし、枝の先に1本ずつ結びつけていきました。

 冬の到来で雪が積もっても枝が折れないようしっかりと張られた縄は、きれいな円錐状になり、観光客らがその様子を見上げながら橋を渡っていました。

 高山市内の雪吊り作業は、19日から1週間ほど行われます。