青色LEDの開発でノーベル物理学賞を受賞し、今年4月に亡くなった名城大学の終身教授・赤崎勇さんを「偲ぶ会」が名古屋市内で開かれました。

 偲ぶ会には、赤崎さんが在籍した大学や企業の関係者などおよそ470人が参加しました。

 赤崎さんは名古屋大学教授などを経て名城大学の終身教授を務め、世界で初めて青色LEDの開発に成功し、7年前にノーベル物理学賞を受賞しました。

 しかし今年4月、肺炎のため92歳で亡くなりました。

赤崎さんとノーベル賞を共同受賞した名古屋大学天野浩教授:
「一度決めたことをずっと諦めずに続けるというのが、赤崎先生から教わった最大の言葉」

 会場には研究ノートなども展示され、参加者は赤崎さんの在りし日の姿を偲んでいました。