JR名古屋駅に電話ボックスのような個室が登場しました。出張などで仕事が捗るかもしれません。

(リポート)
「今日からJR名古屋駅構内などで運用が始まったのが、不思議な電話ボックス型のブースです」

 JR名古屋駅のコンコースに並ぶブース。その正体は…。

JR東海・事業推進本部の担当者:
「こちらエクスプレスワークブースというものになっております。駅構内にあります、完全個室型のワークプレイスになっております」

 ブースの正体は「完全個室」の仕事場です。コロナ禍でリモート会議などが増えたことを受け、JR東海が名古屋駅や東京駅などに設置しました。

 多くの人が行き交うコンコースですが、扉を閉めてしまえば、そこは一人だけの空間。周りの目を気にすることなく仕事に集中することができます。

 運用初日の1日も早速、利用者の姿が…。

利用者:
「(Q.どこから?)大阪。途中でZoomで別の会社の会議に参加しないといけないんで、こういうのがあると移動の途中で(Zoom会議に)出られるので非常に便利です。(今までは)待合室の片隅で小さい声で参加していたんですけど、(ここは)非常にありがたいですね」

 室内には3つのコンセントがあり、Wi−Fiも無料。料金は20分275円で、専用のサイトからの事前予約が必要です。