最近では飲料に限らず様々なものが自販機で売られていますが、岐阜県大垣市に焼き菓子自販機が登場しました。

 岐阜県大垣市にある「おくのキッチン」。商品として販売用の焼き菓子などを作るため、3時間3500円から利用できるシェアキッチンです。

 ここで作られたクッキーやスコーン、フィナンシェなどの焼き菓子。自動販売機に手書きのポップと共に15種類ほどが並んでいます。

コネルの社長:
「シェアキッチンで作られる方のほとんどは、マルシェで販売する方だったんです。コロナ禍において、なかなか対面で売るとかマルシェの開催ができないので、何か方法はないかなと」

 新型コロナの影響で、手作り焼き菓子を販売するマルシェなどのイベントは相次いで中止。イベントに代わる販売の場として、去年8月にこの自動販売機を設置しました。

 焼き菓子の消費期限は最短で3日ですが、毎日、朝・夕2回のチェックで品質管理も徹底。24時間焼き菓子が買えるとあって、地元で好評だといいます。

コネルの社長:
「ランニング中の方だったりとか。若い方からお年を召した方までたくさんの方にご利用いただいています」

 この自動販売機、2022年の春には大垣市内で新たに2カ所設置する予定です。

コネルの社長:
「地元のクリエーターさんが地元の方へ商品を届けるという、地域に密着していけたらいいなと思います」