三重県では、15日に国内で確認されたオミクロン株の陽性者15人の濃厚接触者として三重県在住の人が13人いることがわかりました。16日は新型コロナウイルスの感染者は確認されませんでした。

 三重県によりますと、15日に国内で確認されたオミクロン株の陽性者の濃厚接触者13人のうち、12月11日には、3人がドバイから成田空港行き、1人がホノルルから成田空港行き、4人はロンドンから羽田空港行き、2人はアムステルダムから関西空港行きの飛行機に乗っていたということです。

 12月12日には、1人がアムステルダムから成田空港行き、2人がロンドンから羽田空港行きに乗っていたということです。

 県は13人の年齢・性別・国籍などは公表していません。

 13人はいずれも空港検疫所の検査で陰性が確認されていて、これまで症状は無く、体調不良も訴えていないということです。

 このうち4人は、すでに空港検疫所が指定する宿泊施設での隔離を終えて自宅に帰宅しているということで、今後は県内の宿泊療養施設に移されて県が健康観察を行います。4人はいずれも公共交通機関を使わずに帰宅したということです。

 ほかの9人は空港検疫所が指定する県外の宿泊施設に隔離されていて、今後は県外の宿泊療養施設に移される予定です。

 三重県でオミクロン株の濃厚接触者が確認されたのはこれで20人目です。

 16日時点の病床使用率は0.2%で、重症者はゼロです。