名古屋市は今年に入って確認された新型コロナウイルスの感染者のうち、8割が県をまたぐ旅行や親族での会食などをしていたことが分かったと発表しました。

 名古屋市によりますと、1月1日から7日までに感染が分かった196人のうち、およそ8割にあたる154人が、年末年始に県外への旅行や帰省をしたり、親族との会食などをしていたことが分かりました。

 また陽性者と接触してから2〜3日という、これまでよりも短い期間で発症したとみられるケースも確認されたということです。

 名古屋市の浅井清文医監は「新規感染者はほぼオミクロン株に置き換わったとみている」として、3連休を前に大人数での会食などを避け、感染対策を徹底してほしいと呼びかけました。