愛知県の大村知事は新型コロナワクチンの3回目接種について、新たに基礎疾患のある人への接種間隔を「2回目から6か月」に前倒すことを明らかにしました。

大村愛知県知事:
「基礎疾患を有する者の3回目接種の接種間隔を、6か月に前倒して接種できることと致します。高齢者と同様に重症化リスクが高く、感染リスクを低減させることが必要」

 大村知事は13日午後の会見で、基礎疾患のある人についても、3回目のワクチン接種をこれまで「2回目から8か月」としていた接種間隔を「6か月」に前倒し、優先的に接種できる方針を示しました。

 基礎疾患のある人は、高齢者と同様に感染時の重症化リスクが高いとされていて、県内の対象者はおよそ24万6000人に上る見込みです。

 接種はかかりつけ医での対応を基本とし、医療機関で接種歴を適切に管理することを条件に、接種券なしで受けられるということです。

 3回目接種を巡っては、県はこれまでに医療従事者とその同居家族や高齢者などで6か月間隔での接種を認める方針を示していました。