陸上自衛隊豊川駐屯地に所属する32歳の自衛官の男が、覚せい剤の使用したことがわかり、懲戒免職となりました。

 17日付けで懲戒免職処分を受けたのは、豊川駐屯地の3等陸曹・山本翔被告(32)です。

 豊川駐屯地によりますと、山本被告は2021年5月ごろから11月にかけ、静岡県内と愛知県内のホテルや河川敷などで、複数回にわたり覚せい剤を使用していたということです。

 山本被告は2021年11月に覚醒剤を使用した疑いで警察に逮捕され、その後起訴されています。

 陸上自衛隊の聞き取りに対し、山本被告は「体調不良ですべてが思うようにいかず、自暴自棄になり覚せい剤を使った」と話しているということです。