有名ブランドや、東海3県の特産品を使った限定商品も。日本最大級のチョコレートの祭典が名古屋で始まりました。

 名古屋城の金シャチをモチーフにしたチョコレート、愛知県西尾産の抹茶をまぶしたチョコに岐阜県産の栗きんとんをたっぷり詰めたトリュフ。20日からジェイアール名古屋タカシマヤで始まった「アムール・デュ・ショコラ」には、初出店の30ブランドを含む全150ブランド、およそ2500種類が集められています。

 中央のハートが印象的なチョコ、中からあふれ出るのは「ハチミツ」です。

レ・トロワ・ショコラ パリの佐野さん:
「一宮商業高校の『一商はちみつ』のジュレに、そのハチミツを使ったエクアドル産のカカオのガナッシュの二層になっています」

 地元・愛知の高校生が作ったハチミツとコラボした名古屋限定の商品です。

 一方、21日から「まん延防止措置」が適用される愛知県での開催に、感染症対策も徹底。開店直後の午前10時台の入場にはインターネットでの事前予約が必要で、多くの人が集まる開店時の混雑を緩和しています。

 フロアの天井には、滞留人数を感知するカメラがあわせて7台設置されていて、来場者の状況を把握し、主催者が「密」だと判断した場合は入場制限が行われます。

客:
「やっぱり人が多いですね。ネットで(商品を)見てみようかなと思います」

別の客:
「コロナがすごく広がってきたので、感染予防でここに入る前に(手袋を)着けて」

 アムール・デュ・ショコラは、20日からバレンタインデー当日の2月14日まで開かれます。