愛知県では23日、新たに3050人が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。新規感染者は4日続けて3000人を上回りました。

 感染が確認されたのは10歳未満から90代の3050人です。内訳は、名古屋市で1350人、豊橋市で143人、一宮市で106人などで、豊田市では過去最多となる194人に感染が判明しました。

 豊田市では、市内の消防署に勤務する20代と30代の消防隊員2人に感染が確認されました。2人は別々の消防署に勤務していて、感染経路はわかっていません。豊田市によりますと、2人が勤務先に濃厚接触者はおらず、業務に影響はないということです。

 一宮市では、クラスターに認定されている市内の高齢者施設で、新たに70代〜90代の利用者と50代の男性スタッフ合わせて18人の感染が確認され、感染者は59人になりました。いずれも症状は軽症あるいは無症状ということです。

 23日、名古屋市の80代の女性など県内で2人が亡くなりました。

 22日時点で病床使用率は28.4%、自宅療養者数1万4547人、重症者数は3人となっています。