名古屋市は24日、新たに1023人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。新規感染者は7日続けて1000人を超えています。

 感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの1023人です。年代別では20代が257人で最も多く、30代の170人、40代の146人と続きますが、60代以上も75人で増える傾向にあります。

 市は保健センターの業務がひっ迫していることから、疫学調査で実施していた行動履歴の確認を当面省略するほか、応援の人員を確保するため、歯科保健や食品衛生など保健センターの16の事業を2月13日まで中止・縮小します。

 24日は医療機関に入院していた高齢の感染者2人が亡くなったことも発表され、新型コロナに感染した名古屋市の死者数は累計476人になりました。

 子供たちの間でも感染が広がっている名古屋市では、新たに34の保育施設が24日から臨時休園しました。臨時休園はこれで138か所となり、およそ1万5300人の園児が登園できなくなっています。

 急速な感染拡大を受け、市は家庭で子供の保育が可能な日がある場合は登園を控えるよう呼び掛けました。呼びかけに応じた場合、利用者負担額を日割りで減額するということです。