岐阜県では25日、新たに816人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。新規感染者は1月21日の577人を大きく上回り、過去最多の人数です。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳児から90代までの816人です。

 新たなクラスターも4件確認され、このうち大垣市の外国人が通う学校関係では生徒9人のほか、職員と家族合わせて17人の感染が確認されました。

 高山市の小学校では50代の教師1人と、児童や家族合わせて10人が感染しました。

 拡大したクラスターは20件あり、可児市の学校関係では新たに市内の別の福祉施設の職員ら6人に広がり、合わせて24人となりました。

 25日は各務原市で入院していた90代男性が亡くなったことも発表されています。岐阜県の入院患者は478人で、病床使用率は24日時点で53.5%、重症者数はゼロです。

 自宅待機者は前日より138人増えて、309人となりました。

 また県は新たに宿泊療養施設を大垣市の「アパホテル大垣駅前」で運用することを明らかにし、1月28日から運用されます。